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フットボール/football

2015年3月22日レフ・ポズナン – レギア・ワルシャワ Lech Poznań – Legia Warszawa Poland

舞台はINEAシュタディオン-。
ポーランドで最も盛り上がるビッグマッチ。レフ・ポズナンとレジア・ワルシャワ-。中世ポーランドの首都ポズナンと現代の首都ワルシャワ。誰しもが『ポーランドでナンバーワンのビッグマッチ』と口を揃える一戦はチケットが完売、そしてメディアエントランスも各国メディアがごった返していた。
日本人はおそらくただ一人。それもそのはず。日本ではおそらくこの週末に行われる『エル・クラシコ』(バルセロナ対レアルマドリー)に関心が奪われている。
この試合はレフ・ポズナンの93周年記念試合である。ゴール裏のファンは『93』のコレオグラフィで祝福。ゴール裏だけではなく、全てのスタンドの観客がオールスタンディングで試合を観戦。このスタジアムに椅子は必要ない。
そして圧巻は発煙筒ショー。スタジアム全体でカウントダウンが始まり、ゴール裏からは大量の発煙筒が焚かれた。それも試合中に。

『レフ・ポズナンの発煙筒ショーです。ご覧ください!』

スタジアムDJが高らかに開会を宣言。スタジアム350°が試合開始からレフ・ポズナンの93周年を祝うべく、勝利に向けて戦っていた。残りの10°、席数にして1000席はレジア・ワルシャワのファンエリア。40000人以上収容するスタジアムの僅か1000席である。

『ワルシャワは人気があるが、ポズナンは我々のホーム。どんなに押し寄せようとこれ以上渡すわけにはいかない。なぜなら、ホームアドバンテージはこの素晴らしいファン達であり、そのアドバンテージを活かすために、アウェイファンには最小限のエリアしか提供しない』
とクラブ職員の鼻息は荒い。

僅か1000席に押し込められたレジア・ワルシャワのファンはポズナンのスカーフを数本燃やしただけで屈辱の敗戦を喫し、専用列車でワルシャワへと戻って行った。

レフポズナン/Lech Poznań






金にまみれたクラシコよりもここには魂のこもったクラシコが存在する(意訳)


レジアワルシャワ/Legia Warszawa


その他/others

ベルリン-ポズナン間は「ベルリン・ワルシャワエクスプレス」で2時間半ほど。ワルシャワまでは約5時間。1日の運行本数も少ないので、ドイツからポーランドへ陸路で行く場合は、宿泊がベターです。料金は普通運賃、パス割引(ユーレイルグローバルパス、セレクトパス)で異なる。パス割引を使うと最低2000円~、普通運賃で8000円~12000円ほど。(各クラスによる)
競技場までのアクセスはポズナン本駅(メインステーション)からトラムで約20~25分ほどです。


列車案内


車両


ドア

youtube



試合日時/date

2015年3月22日/22.03.2015

スタジアム/stadium

イネアシュタアディオン/INEA Stadion

観客数/attendance

41,545人/41.545

試合結果/result
レフポズナン/Lech Poznań 2 – 1 レジアワルシャワ/Legia Warszawa
チケット/ticket

メディアパス/media pass

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