18.05.2019 Schalke 04 - VfB Stuttgart

2019年5月18日 FCシャルケ04 – VfBシュツットガルト

1.ブンデスリーガ最終節。
ひょっとしたらこの試合は入れ替え戦出場クラブを決める試合なのでないかと思いシャルケファンの友人にチケットを用意してもらったものの
前節の試合でシャルケが勝ち点を獲得してしまい15位シャルケ、16位シュツットガルトが確定してしまった。
つまりシュツットガルトファンは残り3試合もわがクラブの試合を観ることが出来るのである。
ちなみに対戦相手はほとんどの確率でウニオンベルリンである。
この試合はコレオグラフィも発煙筒も何もない。
唯一出されたのはアウェーブロックに押し込められたシュツットガルトファンからの会長は出ていけ！の横断幕だけである。
確かにメルセデスの資金力を得ながらも昇降格を繰り返している古豪の現状に納得がいかないのは間違いない。
順位表に変動がないようにこの90分間はほとんど何も起こらなかった。シュートも3本ずつしか繰り出されないし乱闘もない、スタンドも覇気がなくはっきりいってくそ試合というやつである。
盛り上がりどころは時折流れる速報で優勝を争うバイエルンが点を取った時と彼らの大嫌いなBVBが失点したときに沸き上がる歓声である。

唯一笑ったのはシャルケファンがスタジアム全体で
「FC Schalke wird Deutschermeister, und wir holen den Pokal(シャルケよドイツ王者になれ、シャーレをつかみ取れ)」
のチャントを歌いだしたときである。
思わず順位表とポカールのトーナメント表を確認してしまうほどであった。
まあ好きにしてくれればいい。

試合終了直前までこのチャントがか細い歌声となり虚しく響いた試合であった。