2019.05.12 1.FC Union Berlin - 1.FCMagdeburg

2019年5月12日 1.FCウニオンベルリン – 1.FCマグデブルク

「Absteiger!Absteiger!」試合終了と同時に、いやバックスタンドからはそれよりも早くアウェークラブとしてBFCディナモの”仲間”を連れてきたマグデブルクのファンに浴びせられる。
ウニオンベルリンが3得点の快勝で90分を終えた瞬間マグデブルクの3部降格が確定したのである。
ウニオンベルリンとマグデブルクは不仲である。それに加えてウニオンの最大のライバルクラブBFCディナモとマグデブルクのファンはフレンドシップを結んでいるためさらにたちが悪い状態での試合となった。
75分ごろウニオンのウルトラブロックから大量のマグデブルクのウルトラシャツ、スカーフが出されたと同時に、「え？降格しちゃったの？君たちには難しかったか:)」といった類の横断幕が出される。その後そのシャツとスカーフに火がつけられたと同時にアウェーブロックに押し込められたマグデブルガーがキレてホーム側に乗り込もうとアクリル板を殴り割ろうとし、いろいろなものが投げられたため試合は一時中断することとなった。
Absteigerとなったマグデブルクファンは試合前、試合中の元気はどこへやら、トボトボと帰っていくこととなった。
この試合に勝利したウニオンベルリンはほぼ間違いなく3位以内(4位HSVが19点差以上で勝利しなければ)を確定させた。
クラブ初の入れ替え戦以上に位置することが出来、リーグでのホーム最終戦は快晴の春の中幸せな雰囲気に包まれたのである。
いつまでも「Die Zeit ist nun gekommen」の歌声が鳴りやまなかった。