FSV Zwickau - 1.FC Magdeburg 28.07.2019

2019年7月28日 FSVツヴィッカウ-1.FCマグデブルク

この東ドイツダービーは大したことないな、それが90分を終えての印象であった。
ツヴィッカウもマグデブルクも旧東ドイツのクラブではあるものの距離が離れすぎているのであろうか、アウェーのマグデブルクファンからは発煙筒もコレオグラフィも出されることはなかった。後押しする姿勢はいつもながら素晴らしかったのだが演出部分は残念ながらなかったのである。
試合開始直後にツヴィッカウ側から白と赤の煙幕は見られたが彼らもそれ以上はなかった。
試合内容はかなりパンチのきいたもので両クラブほとんどの選手がドイツ国籍で登録されていることもありかなり汚い言葉での罵り合いを楽しむことが出来たのである。
こうなるとメインスタンドやバックスタンドからもビールが投げ込まれ熱い展開になる。もともとリアクションの大きいドイツのファンたちがさらに試合をヒートアップさせてくれる。
ホームのツヴィッカウは270°を埋めたファンの後押しを受けて攻め込むも決めきれずホームで勝ち点1を獲得するにとどまった。
試合後、5月のミュンヘン戦とは比べ物にならないほどの警察が配備され駅は封鎖、列車到着ごとにしかホームに入れない状態となってしまった。
運悪くベルリンはマグデブルクと同方向のため警察とマグデブルクのウルトラが混在した電車に乗る羽目になってしまった…ビールや歌声が警察指示により一切禁止された車内はぴりついたものとなった。
警察がいるから安心だから助かるのだが…