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フットボール/football

Beijing BG – Zhejiang Yiteng China 10.03.2018 China

2018年3月10日北京北控燕京 – 浙江毅騰

毎年3月は北京で全国人民代表大会(全人代)が開催されているため、その間は中国超級(1部)の北京中赫国安、北京人和の試合はアウェーで組まれている。
しかし、2部のこの試合は規制の対象外。普通に開催されている。というかこの試合しか北京近辺では行われていなかったため足を運んだ。

「没有(メイヨー)」(チケットはない)
中国では必ず聞くであろうこの言葉。チケットはオフィシャルで売っていない。正確には言えば売っているのだが、どうやって購入するかがわからない。
中国フットボールはこのチケット確保の難解さもまた楽しみの一つ。

同じ中国でも、1部の試合であれば最寄り駅の改札出口で手をつかまれてチケットを持ったオヤジたちがチケットを差し出してくるのだが、
2部ともなるとそういった類の人間がいない。
仕方なくメインスタンドの入り口に行くと何人かの散歩をしているオヤジたちが散歩風にうろついているのでとりあえず声をかける。
彼らは50元(約800円)のチケットを2枚持っている。
以前、エウケソン、コンカ、フッキを擁する金満・上海上港のチケットを70元(約1200円)で手に入れることができた。中国2部、恐らくガラガラのスタンドで試合開始間際のチケットは2枚で40元ぐらいが相場か・・と踏んでいたが、なんと2枚で200元。

「上海上港より高い!2枚で80元!」と交渉をするが、譲らない。仕方なく200元を支払ってチケットを購入した。

「なぜこんなに高いのか‥」
その理由は、30,000人以上のキャパシティもあるスタジアムだが、開放されているのは1ブロックのみ。この日の試合はクラブ会員向けのみに販売されてそれが完売したと推測される。しかし、そんな情報はどこにもない‥。

この不確実性は日本では絶対に体験できない。だからおもしろい。

試合は3:0と北京北控燕京が勝利。中国フットボールは、強力外国籍選手を中心にゲームを支配し、ゲームを終わらせる。フットボール自体はおもしろいとは言えない。この日の観客発表は617人(おそらく有料入場者数のことだと思われる)と、北京中赫国安やその他超級クラブの試合と比べると30分の1もしくはそれ以下。
しかし、チャンスとなれば観客たちは声を張り上げ、得点シーンでは立ち上がって喜ぶ。それはどこに行っても変わらない光景。
帰り道、オフィシャルショップとはいいがたいようなたたずまいで北京北控燕京のユニフォームが売られていた。
1枚99元、2枚で90元。価格設定がよくわからない‥。なによりもチケットよりユニフォームの方が安い‥(笑)

北京北控燕京/Beijing BG






浙江毅騰/Zhejiang Yiteng



浙江毅騰ファン6人でした。公安に囲まれながらのサポート。(there were 6 away fans.)

その他/others










1枚50元(約800円)のチケット。実際は2枚200元(約3300円)で購入‥。

youtube

試合日時/date

2018年3月10日/10.03.2018

スタジアム/stadium

北京オリンピックスタジアム陸上競技場/Beijing Olympic Sports Centre Stadium

観客数/attendance

617人/617

試合結果/result
北京北控燕京/Beijing BG 3 – 0 浙江毅騰/Zhejiang Yiteng

チケット/ticket

100元/100CNY

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