2019年2月4日 FCザンクトパウリ – 1.FCウニオンベルリン
この日も平日のゲームだった。
試合前から両スタンドのファンからはフェアなキックオフ日時を求める抗議の横断幕が掲げられていた。
ブンデスリーガ、特に2部では優勝候補、昇格争い中のクラブの試合が金曜日もしくは月曜日に定められることが多い。もちろん放映権収入のためである。
ただ、ファンの間ではフットボールはお茶の間のものではなく訪れるファンのものだという今までの素晴らしい文化が残っている。
特にウニオンベルリンに関して言えばひどい。3月は1試合を除き全てが金曜日の開催である。
特にアウェーではキール、ハイデンハイムである。
ハイデンハイムなどはベルリンからICEを使っても8時間、飛行機でシュツットガルトまで飛んでもそこから3時間半電車に乗らなければならない。
ファンはどうやって観に行ったらいいのだ?と思うのも当然である。
日本でも金Jなどと言って平日開催を植え付けようとしているがそんなもの論外である。
試合はホームのザンクトパウリが2点を先制するも月曜日ながらハンブルクまで駆け付けた2,000人のウニオンファンの後押しを受けて残り時間10分を切ってから追いつく展開。
最終的にはかなり疑惑の判定でザンクトパウリに与えられビールコップが飛び交う中これをフランクフルトで神と呼ばれたアレックスマイヤーが沈めゲームセット。
ウニオンベルリンの敗戦により昇格争いはより激しくなるのであった。
試合後、ザンクトパウリのゴール裏に掲げられた Hamburg ist braun weiss、来月のダービーにでも勝手にやってもらえればいいと思ったのであった。
FCザンクトパウリ/FC St.Pauli
1.FCウニオンベルリン/1.FC Union Berlin
その他/others
youtube
2019年2月4日/04.02.2019
スタジアム/stadium
ミラントアシュタディオン/Millerntor Stadion
観客数/attendance
29,546人/29.546
試合結果/result
FCザンクトパウリ/FC St.Pauli 3 – 1 1.FCウニオンベルリン/1.FC Union Berlin
チケット/ticket
25ユーロ/25€