Holstein Kiel - 1.FC Union Berlin

2019年3月1日ホルスタイン・キール – 1.FCウニオンベルリン

金曜日、朝9時ごろベルリン中央バスターミナルからハンブルクを経由して北の港町キールへ。
約6時間の長旅であった。
この日はキールがホームにウニオンベルリンを迎えての昇格争いの直接対決である。
キールは昨年から2部に昇格し、いきなり3位に入る大健闘。入れ替え戦でヴォルフスブルクの惜しくも敗れたものの1万人弱しか収容できないスタジアムに最北端に位置するという気候的ハンディを背負いながらも力をつけている。
が、私はこのスタジアムがとても嫌いだ。
今は改修されて専用スタジアムになっているが、以前はアウェースタンドのみ陸上トラックもないのに相当離れた場所にスタンドが設置されていたり、改修されたといってもアウェースタンドはバックスタンドの端っこで反対側のゴールが見えないし、市原臨海競技場を思い出すような突貫工事スタイルのスタンドである。
試合が見えないと何も面白くないのだ…
この日もアウェーチケットしか買えなかったため、ほとんど見えない中観戦。
すると前半ウニオンベルリンが”反対側”のゴールで先制。ウルトラのリーダーが喜んだためみんな気づいたが、ほとんど見えなかった。
後半に入るとホームのキールが猛攻を仕掛けるも相変わらずリーグ最少失点のウニオンベルリンの不安定ながら組織的というもはや支離滅裂な守備が機能しゴールを守る。
するとアディショナルタイムには前に力を置いたキールのすきを突いたウニオンベルリンが追加点。
と同時に後ろから飛んでくる1杯4,50€のビールのシャワーが頭に降りかかるのをダイレクトに受け止めながら友人と喜びを分かち合った。
帰りのバスの中もウニオンベルリンファンでいっぱいであった。
いつまでもビールを飲み、挙句の果てには運転手からビールないんでしょ、買ってきなさいとアウトバーンのサービスポイントで予想外の休憩まで起こる始末。。ビール大国万歳。