SC Verl – 1.FC Union Berlin 05.02.2020

4部フェアルが奇跡を起こしながらベスト16まで勝ち残った。
この日の相手はウニオンベルリン。
ウニオンのチケットサイトは発売開始と同時にサーバーダウン、なんとか5,300人収容のうちアウェーに割り振られた2,000枚のチケットを手に入れることが出来た。
何も情報のないスタジアムだった。
日本語のアクセスサイトはもちろん、クラブのHPを確認してもDBのGütersloh中央駅からバスで25分、としか書いていない。
最寄りのVerl中央駅は何年か前に廃止になったようだ。
何人かの地元民にバスを聞き、スタジアムにはカバンの持ち込みが出来ないことを告げられる。
仕方なくBERLINと名付けられたケバブ屋に5ユーロで預かってくれないかというと日本人ならタダでいい、と言ってくれ試合後取りに来ることを約束して預かってくれた。

スタジアムは本当に何もなかった。というより何も見えなかった。
この試合の前のブンデスリーガアウェードルトムント戦で警察の執拗なチェックにより200人のウニオンのウルトラが試合観戦を断念せざるを得なかった。これに対しての抗議のコレオ、発煙筒が焚かれた。非常にきれいだった。
あとは立ち見と座席の切れ目の柵の上によじ登って、それでも警官の拳銃が目には入るのだが…試合を何とか見るしかなかった。
贔屓目で見てもフェアルが勝つべき試合だったと思う、それほどウニオンは押されていたが84分アンドリッヒのゴールで辛くも勝利。
ファンは狂喜乱舞し、新しいチャントをいつまでも歌っていた。

荷物を預かってくれたケバブ屋で食べたケバブは冷えた体を暖かくしてくれた。