2019年5月30日 FKリヴィヴ-シャフタールドネツク
ハンブルクの友人3人がベルリンで拾うからウクライナとポーランドに行かないかと誘ってくれたため車でウクライナへ。
初日である昨日はポーランドの高速沿いにあるモーテルにて宿泊。
この日はいよいよウクライナへの長旅である。
ウクライナはEUではないため審査を伴う国境超えが必要である。
しかしポーランドを抜けてウクライナ国境に到着したもののゲートが1つしか空いておらず長蛇の列。
先頭の車に聞いたところ8時間待ってようやくここまで来たという。。。
このままでは試合に間に合わないため急いで別の国境へ。
ベルリンから通算して9時間、ようやく入国である。
無事に入国したもののウクライナ側に入った瞬間道路が舗装されておらず、大雨も伴ってまるでサバンナを走っているような状態になってしまった。そこらじゅう穴だらけで真っ黒なアウディが黄土色に変わってしまった。
いわゆる東欧に入るのは初めての経験だったが、走っている車からバス、歩いている人の服装まですべてが変わった。
まるで30年前にタイムスリップしたようである。
急いでいたため我々4人は誰一人ウクライナ通貨を持っておらず、スタジアムに到着したもののチケットが買えない。
試しにプレスパスを提示したところokの合図。
当日突撃スタイルで試合を観れるのは素晴らしい。
この日はシャフタールドネツクが勝利すれば何連覇目かは知らないがウクライナチャンピオンになる試合である。
当然観客も…と思ったが2,168人の公式発表通りスタジアムの1割も入っていなかった
かつてはもう一つのリヴィヴのクラブカルパティリヴィヴがBVBとヨーロッパリーグをこのスタジアムを満員にして戦ったこともあるが、FKリヴィヴはファンが少ないため閑古鳥状態。
チャンピオンになる試合なのにドネツクのファンも25人程度と寂しい状態であった。
情勢不安のウクライナにあってアウェーの試合にかけつけるしかもドネツクからはかなり遠方のためだろうか。
試合は圧倒的にシャフタールが押しに押して0:3の快勝。
優勝が決まり少ないながらも応援していたドネツクファンからカンピオーネの歌が奏でられる。
本当に優勝したのだろうかというような雰囲気、選手の喜びに少しばかりの恐怖を覚えながらそそくさとスタジアムを立ち去ることとなった。
FKリヴィヴ/FK Lviv
シャフタールドネツク/Shakhtar Donetsk
その他/others
youtube
撮影なし/no movies
2019年5月30日/30.05.2019
スタジアム/stadium
Stadion Ukrajina (L’viv)/シュタディオンウクライナ
観客数/attendance
2,168人/2,168
試合結果/result
FKリヴィヴ/FK Lviv 0 – 3 シャフタールドネツク/Shakhtar Donetsk
チケット/ticket
プレスパス/Press Pass