2019年3月15日1.FCハイデンハイム 1848 – 1.FCウニオンベルリン
ベルリンテーゲル空港からシュツットガルトへ、そこからアーヘンまで電車で行き乗り継いでついた先がハイデンハイム。
ベルリン出発からなんと8時間も経過していた。
駅を降りるも駅前にはパン屋とキオスクが一店舗ずつあるのみ。
こんなところに2部で戦うクラブがあるなんて…信じられなかった。ひょっとしたら鹿島や磐田といった小都市よりも田舎かもしれない。
そしてスタジアムはその駅から路線バスで30分ほど走った山の中に存在していた。
隣には野球場もあったためひょっとしたらブンデスリーガプロ野球も強いのかもしれない。
この時点でハイデンハイム、ウニオンベルリンともに昇格争いの中を戦っていた。
それもあってのことだろうか、この日も金曜日の試合として組まれていた。
ウニオンとしては3試合連続の金曜日の試合である。
試合前にはやはりアウェーブロックからフェアな試合日程を、ウニオンベルリンフェアフットボールクラブという横断幕が掲げられていた。
誰のための試合か、という不満も含まれているのだろう。
それにもかかわらずこの日もアウェーブロックは完売。ベルリンからおよそ1500人が詰めかけてとのことである。
一方ホームのハイデンハイムのファンはもともとのキャパシティが少ない(11,500人収容)のもあるがあまり元気がないようである。真ん中のブロックのファンのみが声を出して応援している、といった様子である。
試合はアウェーでの戦いに弱いウニオンが先制するもハイデンハイムが後半電光石火の逆転劇であっさりと勝利を収めた。
この試合の負けがのちのちウニオンベルリンの首をどんどん絞めていくことになるとはだれも思わなかっただろう…
この日もウニオンの選手はうなだれてはいるもののキャプテンの元オーストリア代表トリンメルに促されててファンとハイタッチをして帰っていった。
ポーズといわれればそうかもしれないが、ファンときちんと言葉を交わす、触れ合うことで初めてファンの声も伝わるし、ファンも選手の表情を見てどういったサポートをしていけばいいのかわかるのだろう。
この試合の後は1週間の代表ウィークを挟むためブンデスリーガは一時休みとなる。
1.FCハイデンハイム1848/1.FC Heidenheim 1848
1.FCウニオンベルリン/1.FC Union Berlin
アウェーブロックのため撮影なし/standing away block, so no photos
その他/others
youtube
動画撮影なし/no movies
2019年3月15日/15.03.2019
スタジアム/stadium
フォイスアレナ/Voith Arena
観客数/attendance
11,500人/11.500
試合結果/result
1.FCハイデンハイム1848/1.FC Heidenheim 1848 2 – 1 1.FCウニオンベルリン/1.FC Union Berlin
チケット/ticket
10ユーロ/10€