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フットボール/football

1.FC Magdeburg – TSV1860 München 24.08.2019

2019年8月24日 1.FCマグデブルク – TSV1860ミュンヘン

試合前から大ゲンカである。
ミュンヘンから来た生粋の青白バーバリアンたちと旧東ドイツのマグデブルク、相容れるわけがなかった。
そうでなくてもこのスタジアムは現在改修中でホームファンとアウェーファンがわずか5mほどの緩衝帯で区切られているだけである。
勢いよく試合30分前に入場してきたTSVミュンヘンのファンを見ると同時にマグデブルクのファンが緩衝地帯ぎりぎりまで走っていく。
スタジアム中がミュンヘナーに対してシャイセ、シャイセのオンパレードである。
試合直前にもお互いが緩衝地帯まで入り込み殴りかかっている。
正直試合内容よりもそのファイトのほうがおもしろかったのだが‥

この日はハインツクリューゲルシュタディオンの記念の日らしく、バックスタンドでもマグデブルクのウルトラがコレオ用のTシャツを販売していた。
購入率が100パーセントに近いように感じるほどの盛況であったため特にファンではないが購入しておいた。
試合開始と同時にバックスタンドでコレオグラフィが展開。
私も隣のおっちゃんに紙を渡され一緒に掲げることに。
のちのちSNSで写真を拝見したがなかなかお洒落なコレオとなっていた。
その意気込みに鼓舞されたのか、マグデブルクの選手たちはバーバリアン相手に5得点の圧勝。
特に後半はスタジアム全体が立ち上がりやはりスタジアムにはあまり座席は必要ないんだろうな、などと現代フットボールの潔癖さ、完璧を求める姿勢に
反する気持ちが強くなっていた。

試合後、両チームの選手たちが同じスタンドに陣取るファンたちに挨拶に行く。
マグデブルクのファンはもちろん大喜びでクラップをしている、一方のTSVミュンヘンのファンも選手を励ますように歌い続けていた。
マグデブルクの選手が先にロッカーに下がったため、TSVの選手が標的となる。
ホームのファンからとてつもないブーイングが浴びせられ敗戦に追い打ちをかけるような仕打ちを受けていた。
アウェーで試合するとはこういうものである。これでこそ試合が成り立つのだと再認識した。

1.FCマグデブルク/1.FC Magdeburg

TSV1860ミュンヘン/TSV1860 München

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試合日時/date
2019年8月24日/24.08.2019

スタジアム/stadium
ハインツクリューゲルシュタディオン/Heinz Krügel Stadion

観客数/attendance
16,606人/16,606

試合結果/result
1.FCマグデブルク/1.FC Magdeburg 5 – 1 TSV1860ミュンヘン/TSV1860 München

チケット/ticket
36ユーロ/36€

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